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コゲラのツーコちゃんのお話
コゲラのツーコちゃんのお話
 こんにちは。わたしはコゲラのツーコ。日本で一番小さなキツツキ(1)
日本で一番小さなキツツキ(1)
コゲラはスズメくらいの大きさのキツツキのなかまです。もう少し山にいくと、アカゲラ、アオゲラなど、コゲラより大きなキツツキのなかまもいます。
で、スズメくらいの大きさなんだ。同じくらいの鳥は多いけど、「ギーギー」とか「キッキッ」っていうなき声や、背中(せなか)の白い「しまもよう(2)
しまもよう(2)
小魚やエビ、ザリガニなど、池や川、海辺(うみべ)などにすむ生きものを食べます。水辺(みずべ)に立っている杭(くい)などから水中に飛(と)びこんでつかまえ、獲物(えもの)は枝(えだ)にたたきつけて弱らせ、丸のみにします。
」がとくちょうよ。ふだんは山に住んでいるんだけど、秋や冬になると少し平地の林におりてくる生活をしているわ。

 だけど、わたしはちょっとちがって、一年中町の中が好きなの!お父さんお母さんは、「町なんてエサもないし住めるものか」ってよく言っていたけど、意外に町ってエサ(3)
エサ(3)
枯(か)れ木などに巣食(すく)うカミキリムシの幼虫(ようちゅう)や、カマキリの卵(たまご)など、昆虫(こんちゅう)を主に食べます。マユミなど、木の実を食べることもあります。
がけっこうあるのよ!それはね、町の公園や街路樹(がいろじゅ)に、年寄(としよ)りの木(4)
年寄(としよ)りの木(4)
公園や街路樹(がいろじゅ)の木が、長い年月をかさねて年寄(としよ)りになってきて、枯(か)れ木がふえてくると、それをエサとするカミキリムシやタマムシなどの昆虫(こんちゅう)の幼虫(ようちゅう)が増(ふ)えてきます。コゲラはそれをエサとし、また、穴(あな)をほって巣もつくります。
が増(ふ)えてきたからなの。考えてみれば、昔、人間がいろいろな場所に木を植えたころは、みんな若(わか)かったんでしょうけど、時間がたてば木だって年寄(としよ)りになるわよね。そんな少し弱った、やわらかい木には昆虫(こんちゅう)がたくさんいて、食事にはもってこい。それにわたしたちは、枯(か)れ木に穴(あな)をほって(5)
穴(あな)をほって(5)
枯(か)れ木に直径(ちょっけい)3~4cmくらいの穴(あな)をほって巣をつくります。
巣を作るから、そういう意味でも年寄(としよ)りの木が増(ふ)えるのはすごくうれしいのよね。

 ちなみに、冬によく一緒(いっしょ)に行動するシジュウカラさんやメジロさん(6)
メジロさん(6)
メジロやシジュウカラなどと、冬によく一緒(いっしょ)に行動しています。
にはまねできないほどわたしたちって器用(きよう)なの。たとえば細い木の枝(えだ)にぶらさがってエサをさがしたり、木の幹(みき)を垂直(すいちょく)に(7)
木の幹(みき)を垂直(すいちょく)に(7)
コゲラの足にはするどい爪(つめ)があって、枝(えだ)にぶらさがることもできます。また、尾羽(おばね)がかたいので、木の幹(みき)にしっかり体を支(ささ)えることもできます。
スイスイ登ったり出来るんだから!

 そんなことより、、、じつはわたしね、、、最近(さいきん)恋(こい)をしたの!その彼(かれ)、超(ちょう)イケメン!わたしとちがって、目の後ろに、赤いステキな羽(8)
赤いステキな羽(8)
オスの後頭部の両側(りょうがわ)に、赤いはんてんがあります。
がついているの!キャーかっこいい!彼(かれ)と結婚(けっこん)できたらうれしいなあ。そしたら、この公園には枯(か)れ木も多いから、彼(かれ)が巣穴(すあな)をほってくれて、わたしたちの赤ちゃんを育てられるわ!今日も彼(かれ)に会えないかしら・・・

 

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