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ヒバリのヒバリンのお話
ヒバリのヒバリンのお話
 こんにちは。ぼくはヒバリのヒバリン。ここは大きな川の土手の草むら(1)
土手の草むら(1)
ヒバリは、草はらや川原、畑などのひらけた場所でくらしています。
。さっきまで大空高くまい上がり、そこで羽ばたきながらいっしょうけんめいさえずっていたんだけど、少しつかれて地面に降(お)りてきたところ。食べもの(2)
食べもの(2)
雑食(ざっしょく)で、昆虫(こんちゅう)やクモの他、冬は草の種(たね)や実なども食べます。
さがして元気出そうっと。

 ところでなぜ空の高いところでさえずるかって?それはね、いま春でぼくら鳥たちは子育てシーズンだろ?メスといっしょにこの土手の草むらで子育てすることになったから、自分のなわばり(3)
なわばり(3)
子育てをする時期(じき)になると、オスとメスがつがいになって、なわばりをもちます。
を他のヒバリに知らせるためさ。それには、高いところでさえずったほうが、声がよくひびくからね。もちろん、空からだけでなく、地面(じめん)でもさえずる(4)
地面(じめん)でもさえずる(4)
オスが空高く飛(と)びながら空中で静止(せいし)してさえずりをするだけでなく、巣(す)の近くの岩の上や地面(じめん)でもさえずります。
こともあるよ。そういうときは、かっこうよく頭の羽をたてて(5)
頭の羽をたてて(5)
オスメスともに冠羽(かんう)という頭の羽があり、立てることがあります。
たりもするんだ!

 ちなみに、ヒバリはオスよりメスの方がはたらきものさ。巣(6)
巣(6)
地面の草の根元など、わかりずらい場所に枯(か)れ草などの巣材(すざい)をはこび巣を作ります。
はメスに作ってもらうし、卵(たまご)(7)
卵(たまご)(7)
一日一個ずつ、合計2~5個(こ)の卵(たまご)を産(う)みます。
をあたためてもらうのもメスの仕事。まあその間、ぼくたちオスは巣を見守ったり、他のヒバリが入ってきたら戦(たたか)ったりはするけどね。でも、卵からヒナがかえったら、エサやりはオスメス交代でやるよ。

 とか言っていたら、ムムム、あの散歩(さんぽ)している人、こっちへこないだろうな…。あっちのカラス、あやしい動きをしているな…。ぼくらは地面(じめん)に巣(す)を作るから、その場所がばれないように、と~~っても注意して行動(こうどう)しているんだ。もしも巣の場所がばれちゃったら、卵(たまご)やヒナが敵(8)
敵(8)
卵(たまご)やヒナは、ネコやイタチ、カラス、アオダイショウなど、さまざまな生き物にねらわれます。
に食べられてしまうからね…。だから、ヒナにエサをはこぶときは、巣からなれたところにおりて、草むらの中をかくれながら歩いて巣にむかうんだよ。そうすれば、敵に見つからないからね。だから、君たち人間も、ぼくらが空から降(お)りたところをいくら探(さが)したって、巣はみつからないはずだよ。もちろんそんなことして欲(ほ)しくないけどさ~ そんな遊び、ほんともにやめてくれよな~!!!

 

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