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ムクドリのムク美のお話
ムクドリのムク美のお話
 ギルギル!わたしはムクドリのムク美!今、ちょうどお食事中よ!今は大好物(だいこうぶつ)(1)
大好物(だいこうぶつ)(1)
ムクドリは、地面や土の中にいるバッタやコガネムシの幼虫(ようちゅう)など、昆虫(こんちゅう)の仲間を主に食べます。また、木の実も好きで、秋から冬にはムクノキやエノキなどの実を食べるすがたも見られます。
のコガネムシの幼虫(ようちゅう)を食べているところなの。人間が草刈(くさか)り(2)
草刈(くさか)り(2)
公園などで草刈(くさか)りをすると、すみかを失(うしな)った昆虫(こんちゅう)たちが飛(と)びはねます。それをねらって、たくさんのムクドリやカラスなどの鳥たちがやってきます。
をしてくれたおかげで、いつもより昆虫(こんちゅう)が見つけやすくて大助かり。ラッキー!あー、おなかがいっぱい。あ、ちょっと失礼(しつれい)、フン(3)
フン(3)
ムクドリに食べられた木の実の中にあるタネは、フンとともに地面に落ち、そこから芽を出すこともあります。植物が子孫(しそん)を遠くに運ぶのに、ムクドリは役に立っているのです。
をしに行ってくるわ!

 さて、そろそろ巣を作らなきゃいけない時期ね。夫のドリ助さんと一緒(いっしょ)に巣が作れそうな場所(4)
巣が作れそうな場所(4)
ムクドリの巣は木のうろや巣箱のほかに、人家の屋根裏(やねうら)などの建物(たてもの)のすき間などに作られることもあります。
を探(さが)して、卵(たまご)(5)
卵(たまご)(5)
1回の産卵(さんらん)で、およそ5~7個(こ)のエメラルド色の卵(たまご)を産(う)みます。
を産(う)まなきゃ。けれど、そんないい場所は簡単(かんたん)には見つからないわ。ドリ助さんもあんがい頼(たよ)りないしね。去年はたまたまいい場所があったからいいけど、最近(さいきん)は人間の住む家も、すき間の少ないすっきりした形ばかりになって、巣が作れるような場所が少ないわよねぇ。ホント困(こま)ったわ。もし、いい場所が見つけられなかったら、友達(ともだち)のムク子さんみたいに、知らないムクドリの巣に勝手に卵(たまご)を産(う)んでしまう(6)
勝手に卵(たまご)を産(う)んでしまう(6)
カッコウやホトトギスという鳥は、他の種類(しゅるい)の鳥の巣に卵(たまご)を産(う)みつけ、自分では子育てをしない托卵(たくらん)という行動をします。ただ、ムクドリの場合は、ムクドリ同士で托卵(たくらん)を行います。
っていう手もあるわね。ムク子さんだけじゃなく、けっこう多くのムクドリのおくさんがやっているって聞くしね。でもそれは最後(さいご)の手段(しゅだん)にとっておいて、まずは巣を探(さが)さなきゃ。去年みたいな目立つ場所だと、天敵(てんてき)(7)
天敵(てんてき)(7)
巣立(すだ)ち前のヒナなどはカラスなどに狙(ねら)われることがあります。カラスが巣に近づくと、親は鳴きながらカラスを追いかけ、追いはらおうとします。
におそわれることもあるし、なるべく目立たないところを探(さが)さなきゃ。

 無事(ぶじ)に子育てが終わったら、わたしたち、集まって夜をすごすようになるのよ。お気に入りのねぐら(8)
ねぐら(8)
秋や冬の夕方ころになると、群(む)れをつくり、ねぐらに向かいます。数万羽の群(む)れをつくることがあり、夜の街(まち)の中で騒(さわ)がしく鳴いている姿(すがた)が見られます。このように大きな群(む)れを作ることで、天敵(てんてき)のカラスやタカなどをいち早く見つけることができます。
は、人間がたくさんいる駅前の木の上!あそこはカラスなんかもそんなに近づかないから安心よね。だけど、人間さんたちが、うるさい!とか、フンが落ちてくる!とか言って少し困(こま)ってるみたい、、、あそこ、けっこう気に入っているから大目にみてくれないかしら。

 

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