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カワラヒワのヒーちゃんのお話
カワラヒワのヒーちゃんのお話
 キリリ、コロロ(1)
キリリ、コロロ(1)
カワラヒワの地鳴(じな)きです。地鳴(じな)きとは、一年中、鳴く、地味な声のことです。春の子育てシーズンに、オスがメスにアピールする、キレイで複雑(ふくざつ)な鳴き声をさえずりと言います。さえずりは「チョンチョンジューイン」などと聞こえます。
、、、こんにちは。わたしはカワラヒワのヒーちゃんよ。さっきはとても危(あぶ)ない所だったわ。だって、天敵(てんてき)(2)
天敵(てんてき)(2)
カラスや、オオタカなどの猛禽類(もうきんるい)や、アオダイショウなどが天敵(てんてき)です。
のあいつがわたしにいきなりおそいかかってきたんだから!雨上がりの公園の水たまりで、水浴(みずあ)び(3)
水浴(みずあ)び(3)
多くの鳥が、羽のダニやホコリを落とすために水浴(みずあ)びをします。特に、雨上がりにできる水たまりは、かっこうの水浴(みずあ)び場です。
をしていた時だったんだけど、仲間が大声で危険(きけん)を知らせてくれたから、なんとか逃(に)げることができたわ!ああこわかった。だからしばらくは近くのポプラの木のてっぺんからみんなで様子を見ているの。ああ、下にはおいしそうな食べもの(4)
食べもの(4)
カワラヒワは草のタネ、木のタネなどを中心に、昆虫(こんちゅう)なども食べます。
があるっていうのに、、、。

 わたしたちは、温かい地域(ちいき)だと、秋につがい(5)
つがい(5)
子育てシーズンになると、子育てに適(てき)した場所の高い木などに集まり、オスメスでカップルになります。そのカップルのことをつがいといいます。
になるんだけど、長野みたいに寒くて移動(いどう)しなければならない所では、春につがいになるの。つがいをつくったら、春まで待って、いよいよ子育てね。エサがたくさんある、川原や田畑、大きな公園なんかも大好き!そういった緑が多い場所で、毎日ヒナにエサをあげるのだけど、わたしたちって、植物のタネが大好きなの。だから、ヒナにあげるもの(6)
ヒナにあげるもの(6)
草や木のタネが好きなので、ヒナにあげる食べものもタネが中心です。
も、タネが多いのよ。だいたい2週間ほどで巣立(すだ)ちをむかえるわ。

 とにかくわたしたちは食べものが植物のタネなので、季節(きせつ)によってけっこう移動(いどう)するの。とくに、子育てが終わった夏には、その場所を離(はな)れて、川原で集団(しゅうだん)で過(す)ごすことが多いのよ。時には1000羽くらいになることだってあるんだから!

 しかし、わたしたちって、意外に街(まち)や公園、里山や田畑など、どこでもいるのに、全然(ぜんぜん)有名じゃないわよね。けっこうきれいな黄色い模様(もよう)(7)
黄色い模様(もよう)(7)
体は茶色と緑色をまぜたようなような地味な色をしていますが、つばさには目立つ黄色い模様(もよう)があります。
が羽にあるし、くちばしだってうすいピンク(8)
うすいピンク(8)
くちばしは、タネをつぶせるように、太く丈夫(じょうぶ)な形をしています。うすいピンク色が特徴(とくちょう)です。スズメも同じような形をしています。
でかわいいと思わない?なぜかしらね?

 

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