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カワウのウーたろうのお話
カワウのウーたろうのお話
 ぼくはカワウのウーたろう。さっきもおっきな魚(1)
おっきな魚(1)
カワウは、自分の顔より大きなコイやフナもつかまえます。
をつかまえて気分そうかいさ。じまんじゃないけどボクって魚とりの名人なんだぜ。世の中には色々な魚とり名人がいるよね。たとえばカワセミさんは水にとびこんでとるタイプ、コサギさんは浅(あさ)い水辺(みずべ)を歩きながらとるタイプ。じゃあぼくはというと、カイツブリさんににて、水の中を泳いで魚をとるタイプなんだ。そのために、魚をつかまえやすいくちばし(2)
くちばし(2)
魚をにがさないように、くちばしの先がカギ形をしています。
、よくのびる首(3)
首(3)
大きな魚を捕(つか)まえても、のどのあたりの首がひろがって魚を飲みこむことができます。
、くふうがいっぱいの目(4)
目(4)
緑色のうつくしい目は、顔の前方についていて、魚とのきょりを正確(せいかく)につかむことができます。
、水の中でだいかつやくの足(5)
足(5)
四本の足指の間には水かきがついていて、水中で水をとらえやすくなっています。
と、いっぱいすごい特徴(とくちょう)があるんだよ!

 どうだい?ぼくが魚とり名人だって自分で言うのもわかるだろう?ふふん。でもねえ、じつは一つだけ弱点があるんだよ。それはね、水にもぐりやすいように、羽根があまり水をはじかないんだ。魚をとる時は便利(べんり)なんだけど、羽根がかわきにくくて・・・。だから、時々翼(つばさ)をひろげて全身をかわかしている(6)
かわかしている(6)
カワウは、カモなどの他の水鳥にくらべて羽毛の油分が少ないので、時々羽をかわかさないといけません。
んだよ。

 ところで、みんなは、ぼくたちがいつもまっ黒だと思ってるみたいだけど、よーく見てみて!頭や足のつけねが白い(7)
頭や足のつけねが白い(7)
カワウの子育ては、春や秋によく行われますが、冬でも子育てをします。繁殖期(はんしょくき)になると、体に白い部分があらわれてきます。
カワウもいるから。これは子育ての準備(じゅんび)が整ったってことなんだ!それに若(わか)いカワウは茶色くて、お腹(なか)のあたりが白かったりするよ。

 さて、最後(さいご)は少し暗い話。なんだか、ぼくたち最近(さいきん)けっこう人間にきらわれているみたいなんだ。ぼくたちの子育てのやりかたがダメなのかな~。ぼくたち、大きな林なんかにみんなで集まって巣を作るだろう?コロニー(8)
コロニー(8)
集団で巣をつくる場所をコロニーといいます。
っていうんだけど、そうすると、みんなのフンがあちこちに落ちて、まわりの木がかれちゃうんだよね。それに、ぼくたちが川で魚をとっていると、人間に鉄砲(てっぽう)でおどろかされたり、うたれちゃったりするんだよね。人間も魚を食べたいのは分かるけど、ぼくたち鳥の世界では、他の種類(しゅるい)の鳥が魚を食べていても、仲良くできるのにね・・・。

 

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