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コサギのシロキチのお話
コサギのシロキチのお話
 どもー。ぼくの名前はコサギのシロキチ。人間はぼくを見て、「あ、シラサギだ!」って言うよね。たしかに白いサギだからまちがってないけど、じつはぼく以外(いがい)に、チュウサギやダイサギ(1)
チュウサギやダイサギ(1)
ダイサギは一年中日本にいる鳥で、チュウサギは夏鳥として南からやってきます。
も白いんだ。でもみんな同じに見えているんだろうな~。よーく見ると、ぼくは少し小さいし、足の指は黄色、夏には頭に細長い羽が2本ついていて、けっこう違(ちが)いがあるんだよ。せっかくだから、ぼくの見分け方(2)
ぼくの見分け方(2)
①体が小さい。
②くちばしは一年中黒い。
③足の指だけ黄色い。
を覚(おぼ)えてね!

 ところで、みんなはぼくをどこで見かける?(3)
どこで見かける?(3)
川、田んぼ、池、沼(ぬま)、海岸などの浅瀬(あさせ)でよく見かけます。
?町の中の小さな川や公園の池にも遊びにいくから、けっこう近くで会えると思うんだよね。つりをしている人の横にいると、魚をもらえることがあるから、ぼくの方から人間に近づくこともあるしね~。

 ぼくの体は、水辺(みずべ)でくらしやすいようになっているんだけど分かるかな?例(たと)えばこのくちばし(4)
くちばし(4)
水の中の生きものをピンポイントですばやくつかまえるため、長い、ピンセットのようなくちばしをしています。
。細長くてかっこいいだろ~!大好物(だいこうぶつ)の魚(5)
大好物(だいこうぶつ)の魚(5)
カワセミやカイツブリと同じように、水にすむ魚を食べます。
を捕(つか)まえるのに最高(さいこう)なんだ。そしてこの足(6)
足(6)
ダイサギにくらべ短いので、浅(あさ)い水辺(みずべ)を歩きます。ダイサギがまちぶせ型(がた)に対して、コサギはよく歩き回ります。
。スマートだろ~!浅(あさ)い水辺(みずべ)をゆっくり歩きながら、水草や泥(どろ)を足でゴソゴソやって、魚なんかが出てきたところをパクッとやるんだ。時には、かれ木のように動かずに待ちぶせして捕(つか)まえたりもするし、はっきりいって名人級さ!

 子育ては春から夏に行うよ。結婚(けっこん)する前のぼくは、自慢(じまん)じゃないけどとってもオシャレなんだ。なんと、足の指と目もとがピンク色(7)
ピンク色(7)
シラサギの仲間は、子育てシーズンになると、婚姻色(こんいんしょく)といって、目とくちばしの間の色が変(か)わります。コサギはピンク色になります。
になるのだ!メスにアピールするには目立たないとね。めでたく夫婦(ふうふ)になれたら、たくさんの夫婦(ふうふ)で水辺(みずべ)の近くの林に集まり、木の上に枝(えだ)で組んで巣を作るんだ。そういった場所をコロニー(8)
コロニー(8)
サギの仲間は、いろいろな種類(しゅるい)が集まって水辺(みずべ)などの林に巣を作ります。これをコロニーといいます。
というよ。卵(たまご)は3個(こ)から7個(こ)くらい産(う)むよ。ヒナが生まれてから巣立(すだつ)つまでに、だいたい40日かかるかな。親になったらぼくたちは大いそがしさ!ぜひ水辺(みずべ)でぼくを見つけてね!

 

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